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一時間の睡眠中に10秒以上の呼吸停止が5回以上あれば睡眠時無呼吸症候群です。(または一晩で30回以上)

大きないびきをかいている人が、突然静かになったときには、たいてい呼吸が止まっています。

睡眠時無呼吸症候群があると、高血圧が生じやすくなります(約50%)。高血圧がつづくと動脈硬化が生じ、心筋梗塞や脳梗塞などの致死的な病気を発症しやすくなります。このため重症の睡眠時無呼吸症候群の方では、8年後の生存率が60%程度というデータもあります。その他の症状として、昼間の傾眠傾向や居眠り、仕事の効率低下や疲れやすさなどがあります。

 

1.原因

①アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎などの鼻疾患

②扁桃肥大 アデノイド肥大 舌根扁桃肥大 咽頭腫瘍(良性、悪性)

③肥満による舌や咽頭の肥大

④睡眠薬の筋弛緩作用による舌根沈下

   などが挙げられます。

2.診断

①原因疾患をファイバースコープでしらべます。

②重症度を睡眠検査でしらべます。(自宅に器械をもちかえって検査を行います)

無呼吸と低呼吸(血液中の酸素が低下する)が一時間に生じた回数を併せて無呼吸低呼吸指数(AHI)といいますが、

 

軽症5 ≦ AHI <15

中等症15 ≦ AHI < 30

重症30 ≦ AHI と診断します。

3.治療

AHIが10以上では、治療を行うべき睡眠時無呼吸症候群です。

  1. まずは鼻が悪ければ鼻治療を行います。寝ている間に口が開いていると、舌根沈下がおきやすくなるからです。

  2. ​軽症の方では、側臥位(横向きで寝る)だけで、改善することがあります。

  3. 中等症以下で、扁桃肥大がある方では扁桃摘出や扁桃摘出+軟口蓋形成術などの手術を行います(扁桃摘出や軟口蓋形成術は、通常、一週間くらいの入院が必要です。おのだ耳鼻科ではできませんので、岡大病院か、岡山赤十字病院を紹介します)。いびき程度の軽症の方のなかには、LAUP(おのだ耳鼻科でもできる口蓋垂切除+α)のみで軽快する方がいますが、中等症以上では厳しいですね。

  4. CPAP(シーパップ)は人工呼吸器のようなもので、呼吸にあわせて空気を送り込む装置です。中等症以上の方ではCPAPが治療の主流となります。

  5. 減量は、高い効果が得られます。筋肉をつけて基礎代謝を上げて減量を行います。漢方薬処方等でお手伝いいたします。