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副鼻腔炎(蓄膿症)

副鼻腔とは

副鼻腔とは、鼻腔につながる空洞で、頬にある上顎洞、両目の間にある篩骨洞、眼の奥にある蝶形骨同、額にある前頭洞から構成されます。

 

副鼻腔炎の原因

原因は風邪の他、アレルギー性鼻炎、鼻中隔弯曲症による副鼻腔入り口の圧迫、注意すべきものとして副鼻腔癌や副鼻腔腫瘍、小児ではアデノイド肥大症などが挙げられます。

 

副鼻腔炎の症状

副鼻腔炎の症状には、鼻閉(鼻づまり)、粘性~膿性の鼻汁、鼻汁が後ろに降りてくる(後鼻漏といいます)、嗅覚障害(においが薄くなる)、頭重感や頭痛、頬部痛、眼の奥の痛み、しつこい咳などがみられます。滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)となって気づかれる場合もあります。

通常、風邪の鼻汁は、風邪にかかって10日~2週間で治まります。2週間経っても鼻汁が治まらない、咳が続くときには副鼻腔炎になっているかもしれません。

 

副鼻腔炎の診断

①    ファイバースコープで鼻腔の奥をのぞいて、副鼻腔への通路から膿汁や粘液がでてくるところをみて、診断します。腫瘍の除外(否定)にも有用です。

①    CT

副鼻腔の状態を把握するのに最適です。

おのだ耳鼻科のCTは病院のCTの1/42の被ばく量で撮れます。これは、羽田からニューヨークへ飛行機で往復した際に浴びる宇宙線・自然被ばくの1/10の量です。撮影時間は15秒程度です。

①    レントゲン

CTの撮影の間、じっとできないお子さんではレントゲンで診断を行います。CTに比べて診断は曖昧ですが、被ばく量はCTのさらに1/10以下です。

副鼻腔炎の治療

(薬物治療)

抗生剤やカルボシステイン、クラリスロマイシンの内服を行います。

クラリスロマイシンは抗生剤としてではなく、その善玉副作用として鼻腔、副鼻腔、気管支などの繊毛上皮の働きを活性化して排膿を促すために投薬を行います。

(ネブライザー療法)

薬剤を霧にして鼻腔内に投与します。

(プレッツ置換法)

鼻腔内~副鼻腔の粘液を吸引しつつ薬剤を注入し、副鼻腔内の粘液を薬剤に置換します

(上顎洞穿刺洗浄)

副鼻腔に針を刺して内部を洗浄し膿を排出させます。さらに抗生剤を注入します。多少の痛みを伴いますが、効果は劇的であることが多い治療法です。CTで副鼻腔の骨の厚さを見て行いますが、妊婦の方ではCTやレントゲンを行わずに施行します。

(手術療法)

治療を行って3ケ月たっても改善がみられない場合、手術を考慮します。内視鏡下で鼻中隔弯曲(曲がり)を矯正し、副鼻腔を開放して単洞化(ひとつの大きな空洞にする)をします。手術は全身麻酔で1~3時間、入院は約1週間です。術後はこまめに通院を行って創部を治します。