サーファーズイヤーという言葉をご存知でしょうか。
サーフィンをする人たちは、
お、とうとう俺たちの年がやってきたか?と思うかもしれません.
いえいえ、違います。年ではなく、耳の方です。
サーファーの耳です。
ほとんどのサーファーはモテるためにサーフィンを始めます。夏の海は華やかですからねぇ。モテるためですから、秋がきて、ビーチから人がいなくなったら、サーファーは一人、二人と海から消えていきます。
しかし、本当にサーフィンが好きなサーファーは、秋になっても冬になってもサーフィンを続けます。夏が終わると、ビーチからはサーファーもギャラリーもいなくなります。しかし、波を独占できるのです。ライバルに差をつけるチャンスです。
かくして、本物のサーファーは冬になってもサーフィンを続けるのですが、問題は外耳道(耳のあな)が冷やされることにあります。外耳道が冷やされ続けると、外耳道を構成する骨がだんだんと増殖して、耳のあなが塞がって、聞こえが悪くなったり、耳垢が溜まりやすくなったりというトラブルが生じます。これを、サーファーズイヤーというのです。
サーファーズイヤーの治療は手術しかありません。簡単な手術ですが、入院が必要となりますから面倒ですよね。
サーファーズイヤーは、サウナ好きのおじさんが、体を冷やすために、冷水にドボンと頭まで浸かっても生じます。この場合でも、サウナ耳とは言われず、サーファーズイヤーと呼ばれますのでご注意ください。
ダイバーは寒くなってくると、頭にフードをかぶり始めますので大丈夫です。ちょっと格好が悪いので、サーファーはかぶりたくないですかねえ。じゃあ、耳栓をしてくださいね。
写真はフードをかぶった小野田です(今年の正月 沖縄 大本勝司氏撮影)。
大本勝司氏はかっちゃんと呼ばれている京きななの社長です。
京きななのきなこアイスはきめ細やかでとても美味しいのです。京都にお越しの際にはお立ち寄りください。たいてい、行列ができています。6月になったら岡山天満屋さんにも来てくれます
さて、年末のバー浜は透明度が上がってきました。
水深17mの三角岩から余裕で水面がみえます。水温は19.4℃。一気に上がっています。黒潮が入ってきたのでしょう。
みられる生物は、オキナワベニハゼ
相変わらず臆病なミジンベニハゼ。
マツカサウオの幼魚。
オキゴンベ
シコロサンゴはイバラカンザシをくっつけて派手になっています。
そのシコロサンゴのなかにはサンゴモエビ
ワタリガニ
イソギンチャクカクレエビ。
お正月は、暖かい沖縄で越冬いたしました。